覆工スライドタイプ
工程
- 1.覆工板推進用レールの設置(覆工板推進用レールを、片側ずつ設置)
- 2.覆工板推進(推進ジャッキにより、覆工板・受桁を推進)
- 3.函体下部推進(元押しジャッキにより、函体下部を推進)
- 4.引き戻し(函体下部終了後に覆工板・受桁を覆工板推進ジャッキにより引き戻し、撤去)
- 5.函体上部推進(同時に、発進立坑から、函体上部(上床版)をジャッキにより推進)
- 6.函体の上下緊結(函体上部を所定の位置に設置後、上下部函体をPC綱棒により緊結し構造物を構築)
施工順序図
特長
- 1.覆工及び函体上部(上床版)をスライドさせるため、交通規制が少ない。
- 2.土被りゼロで施工が可能。
- 3.非開削工法と比較して、経済的である。
- 4.交通規制、車線規制は、開削工法と比較して、最小限である。